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【犬を飼って良かったぁ!】~愛犬が我が家に運んだ数々の幸せ~

f:id:ShimoAsu:20211104114836j:plain一昔前「犬を飼うと結婚できない」なんてよく聞きましたが、私にはオジ(ミニチュアダックスの愛称。以下オジ)が幸運を運ぶコウノトリにしか思えません。当時21歳だった私は男運悪しのうえ家庭運も悪しで家も居心地の悪いものでした。家に帰る楽しみが欲しかったというのが犬を飼おうと思ったきっかけでした。


オジが我が家に来てから幸運をもたらしたのはすぐでした。仕事から家に帰ると両親がオジのことで喋っているのです。だから何?と思われるかもしれませんが、そのときの私は両親が会話をしているのを久しぶりに見た気がしたのです。そのためたわい無い会話でしたが覚えています。


ケージから出さないでねと家を出た私。ケージの中でクンクン鳴いているオジに戸惑う母。犬は群れで生活するんだ出せ出せという父。意見は違えど家族に共通の話題が生まれたことが、私には価値があったのです。
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そこから私の人生はトントン拍子に進みます。オジを飼ったのは5月か6月か。その年の11月に晩年男運悪しだった私に彼氏ができたのです(なんと今の伴侶)。翌年に結婚。翌々年に第一子誕生。そんなのただの偶然でしょと言われればその通りですが、私にはオジが幸運を運んでくれたと思えて仕方がありません。この時点で犬を飼う上で直面するデメリットは、十分すぎるメリットに上書きされました。その後第二子、第三子が誕生したのはまた別の話ですが…


オジを飼った翌年にはオジを連れ実家を出た私ですが、その後両親の仲はどうなったと思いますか。すぐにほかの犬を迎え入れ、何ヵ月も会話がなかった二人からは想像がつきませんが、二人で旅行に行くまでになったのです。実家の犬は一昨年亡くなってしまいましたが、死してなお二人の仲を取り持ち、私より両親に幸福を運んだのは確かです。犬の不思議な力には脱帽です。


そして余談ですが、第一子は中学生の反抗期真っ只中。父にも母にも弟たちにもとがっていますがオジにだけは違います。こちらから言わないと言わないおはようも『オジちゃんおはよう。起きたよ~』と誰やねん状態です。どうやらオジは反抗期を緩和させる力も持っていたようです。